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大晦日は何をする日?由来と新年を迎えるための準備


旧暦では大みそかの定義は様々ありますが、新暦では大晦日は1年の最後の日となっています。
新年の年神様がくるのを寝ないで待つ日です。
今は時間で1日を決めていますが、昔は日没で翌日になっていたため、大晦日の日の日没から新年となっていました。
そのため、年越しそばも日没までに食べる地域も多いです。

元旦は掃除を行うと福の神を吐き出して追い出すことになってしまうため、ほうきに触ってはいけない、掃除を行ってはいけないといわれています。
そのため、大晦日は、掃き納めといってその年最後の掃除を行います。
年末の大掃除は12月13日までに行うことになっているので、そのあと新年まで、軽く掃除は行っておき、12月31日には気持ちよく新年を越せるように、きれいに掃除を行います。

また、近年は毎日お風呂に入るのが当たり前になっているので、特別感はありませんが、昔は毎日お風呂にはいる習慣がほとんどありませんでした。
そのため、大晦日には1年の垢を落とすという特別な意味を込めてお風呂に入っていたようです。
今では毎日お風呂に入っているため、毎日体は奇麗になっていますが、いつもより念入りに入浴して1年の運気を洗い流しましょう。
しっかり体を洗い、身も心も奇麗にして新年を迎えましょう。

また、大晦日はしめ縄を飾ったり、鏡餅を飾るなどして、明日の新年に向けた準備を行う日です。
また、数え年が一つ増える日でもあります。
そこで、家族みんなで集まって、ゆっくり楽しく1年の疲れを落とします。
すべての準備が整ったら、年が明ける前に年越しそばをたべ、延命長寿、無病息災を願いましょう。